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未投下 前へ 目次へ戻る 次へ 朝 ---ブリーフィングルーム--- エイラ「えっ・・・?」 ゲルト「俺が・・・帰ってきていない・・・?」 ミーナ「ええ・・・今朝の最後の定時連絡の後から行方が分からないのよ・・・」 エーリカ「ネウロイに撃墜された・・・とか・・・?」 ミーナ「いいえ・・・管制班からも、ネウロイ出現の報告はないからそれは無いはずよ・・・」 ペリーヌ「まさか、脱走したんですの・・・?」 リーネ「そんな・・・」 ミーナ「分からないわ・・・今、本部に連絡して捜索を頼んでいるけれど、それで見つからなければ・・・」 坂本「・・・今は、信じて待つしかないな・・・」 全員「・・・・・」 夜 ---執務室--- 坂本「まさかこんなことになるとはな・・・本部から何か情報は?」 ミーナ「いいえ、まだ何も・・・軍も市街地のネウロイの対応に追われていて、捜索のための人員を割けないのよ・・・」 坂本「このまま見つからなければ・・・」 ミーナ「ええ・・・前の宮藤さん同様、無許可離隊罪になるわ・・・それに、もし仮に戻ってきたとしても、彼自身に戻る意思がなければ・・・」 坂本「・・・それと、サーニャのことだが・・・」 ミーナ「わかってる・・・わかってるわ・・・私の、責任ね・・・」 坂本「それは違うぞ、ミーナ。」 ミーナ「いいえ・・・私が寛容になりすぎたばっかりに・・・こんなことになるなら、やっぱり初めから・・・」 坂本「ミーナ!!」 ミーナ「! 美緒・・・」 坂本「ミーナの所為ではない。それに、規則で縛ったところでどうにかなる問題ではないだろう。」 ミーナ「そう・・・ね・・・」 坂本「正直、今の隊内の士気は最悪だ。だからこそ、纏める者が必要なんだ。ミーナ、私はお前しかいないと思っている。」 ミーナ「・・・・・」 坂本「私も、できる限りの手は尽くす。だから頼む、ミーナ。」 ミーナ「・・・ええ。もちろんよ。」 ---俺の部屋--- ガチャ ツカツカ サーニャ「・・・・・」 空っぽの部屋。 いつもならこの部屋にあの人が居るはずなのに、今はいない・・・ ポフッ 彼のベッドに倒れこみ、体を預ける。 そこからわずかに香る彼の匂い。胸が・・・苦しくて、切ない・・・ サーニャ「俺さん・・・」ギュッ ---どこかの海岸--- 海岸には一人の男性の姿があった。 ?「む・・・?」 男性の視界に倒れた人が目に入る。男性はその海岸に倒れた人影へと歩み寄り、声をかける。 ?「おい、しっかりしろ。」ペチペチ 俺「・・・・・」スー…スー… ?「呼吸はあるようだな・・・む?」 男性がふと逸らした視線の先には、波に打ち揚げられたストライカーがあった。 ?「・・・これも運命・・・か・・・」 ~行方不明から6日目~ ---???--- 俺「う・・・ん・・・?」ヒョコッヒョコッ 気づけばいつもと違う、見慣れない天井が目に入る。魔眼が強制発動するせいで視界がぼやけるが、自分の知らない場所だということは匂いですぐに分かった。 俺「っと・・・メガネメガネ・・・」 体を起こし、抑制用のメガネを探すがなかなか見つからない。 ?「これか?」スッ 俺「あ、どうも・・・」カチャリ メガネをかけると同時に魔眼がしまわれ、使い魔の耳と尾が引っ込む。 ?「今の獣耳・・・お前はウィッチなのか?」 俺「え?あぁ・・・はいっス・・・ってあれ?」 声のするほうへ目を向けると、見知らぬ金髪の男性が立っていた。 俺「あの・・・」 ?「ここは私の家だ。」 俺「そ、そうっスか・・・」 質問をする前に即答で返された。 俺「あの、助けていただいたようでありがとうございました・・・えっと・・・」 男「『男』、だ。『男』もしくは『メデューサの涙』と呼んで欲しい。」 俺「め、メデューサ・・・?」 男「冗談だ。」 俺「は、はぁ・・・」 真顔でそう言う男さん。本気で言ってるのかどうなのか分からなくて、正直恐い。 俺「俺は、『俺』っていいます。あの、ありがとうございました、男さん。」 男「礼には及ばん。散歩のついでに拾っただけだ。」 ついでって・・・ グゥゥゥ~ そんなことを考えていると、不意に俺の腹が空腹を告げる。 男「腹が減っているのか。何か持ってきてやる。待っていろ。」 俺「あ、いえ!お構いなく・・・」 ---501基地内ラウンジ--- ペラッ エイラ(塔の逆位置・・・か・・・) 俺が居なくなってから6日が経った。 捜索は相変わらず続けられているけど、いまだにアイツ見つかる気配は無かった。 サーニャ「・・・・・」 あれからのサーニャは必要な時以外は部屋から出なくなって、私ともあまり言葉を交わしてくれない・・・ 今も部屋でずっと、俺から貰ったって言うヌイグルミを抱いて閉じこもったままだ・・・ エイラ「そろそろお昼ダナ・・・ご飯食べに行こう、サーニャ?」 サーニャ「いらない・・・」 エイラ「食べなきゃ元気でないんだゾ!・・・じゃ、じゃあワタシ、お昼もらって来るから一緒に食べよう!ナ!」 サーニャ「・・・・・」 エイラ「じゃあ、もらってくるナ!」 ガチャ バタン エイラ「・・・・・」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― エイラ「お前さえ来なけりゃ、こんな事にはならなかったんじゃないのカ!?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 私があんなことを言ったから、俺は戻ってこないのだろうか・・・ 別にアイツが嫌いだからこんなことを言ったわけじゃない。むしろ、あいつは仲間だし、家族だから・・・ でも理由なんか当に分かりきっている。私は怖かったんだ。 もちろん自分が死ぬことは怖い。でもサーニャを失ってしまうことのほうがその何倍、何千倍も怖かった。 サーニャは私の戦う理由で、大切な人だから・・・ アイツの所為じゃないってのは分かってる。憎む相手は、本当ならネウロイの研究なんかしてたヤツラだ。でも、もうその憎むべき相手はこの世にはいない・・・ だからワタシは、そのやり場のない思いの矛先を、俺へと向けてしまった・・・ エイラ「・・・・・」グッ… 翌日 ~行方不明から7日目~ ---男の家--- 俺「・・・・・」 手を握ったり開いたりを繰り返す。何度やってもちゃんと感覚が伝わる。 ストライカーを消失し、結局行く当てもない俺は一晩男さんの家に泊めてもらった。 海に落ちて、死ぬことを覚悟したはずの俺は今もこうして生きている・・・でも、どうしたらいいのか分からなかった。 いや・・・本当なら死んでしまいたかった。そうすればもう苦しい思いをしなくて済むから・・・ 男「少年。」 俺「あ、はい。なんスか?」 男「お前は、ウィッチだと言ったな。」 俺「は、はいっス・・・それが、なにか・・・?」 男「こっちへ来い。」 俺「?」 ---ガレージ--- 俺はいろいろなガラクタが積まれた広いガレージへと連れてこられた。 男さんはガレージの中心にある、布のかかった物がある場所へと俺を誘う。 男「これを見ろ。」バサッ 俺「! これって・・・」 男さんが布を取り払うと、現れたのは修理途中の俺のストライカーだった。 男「これはお前のものか?」 俺「はいっス・・・でも、どうして・・・」 男「お前と一緒に海で拾った。」 俺「でも、拾う意味は・・・」 男「前も、扶桑製のストライカーと扶桑の剣を拾った。その時もこうして修理して本国に送り返した。無論、剣は直せなかったが。」 俺「修理・・・男さんは技術者なんスか?」 男「もとは去る国の技研でストライカーのエンジニアをしていた。今は辞めて、ジャンク屋兼修理屋をしている。これを修理をしているのは、あくまで私の趣味だがな。」 俺「そうだったんスか・・・」 男「しかし、またこうしてこれに出会うことになろうとはな・・・」ボソ… 俺「・・・?」 男「すまん。独り言だ。聞き流してほしい。」 俺「はぁ・・・」 男「それと、お前の武器とおぼしき物も回収しておいた。後で見せてやる。」 俺「・・・・・」 男「なんだ、嬉しくないのか。」 俺「あ、いえ・・・感謝してます。ありがとう、ございます・・・」 男「・・・そろそろ飯時だな。戻るぞ。」 俺「は、はい・・・」 ---501基地内ラウンジ--- ゲルト「もう一週間か・・・一体どこへ行ったんだ・・・俺・・・」 ルッキーニ「ねぇ、シャーリー・・・俺、まだ戻ってこないの・・・?」 シャーリー「大丈夫だ、ルッキーニ。もうじき帰ってくるさ。」 ルッキーニ「本当・・・?」 シャーリー「ああ。本当だ。」ニッコリ エーリカ「ねぇ、エイラ、サーにゃん、どうしてるの?」 エイラ「・・・部屋に・・・居るヨ・・・ずっと、出ようとしないんダ・・・」 芳佳「サーニャちゃん、何かあったんですか・・・?」 全員「!!」 みんなが声のするほうへと振り向く。そこには自室で療養していたはずのミヤフジがいた。 ゲルト「宮藤!」 ルッキーニ「芳佳!!」 シャーリー「ケガはもういいのか?」 芳佳「はい、私はもう大丈夫です。それより、さっきの話・・・」 リーネ「あのね・・・」 リーネが宮藤に小声で事情を話す。 芳佳「俺さん・・・居なくなっちゃったんですか・・・どうして・・・」 ゲルト「わからない・・・何も情報が入ってこないんだ・・・」 シャーリー「捜そうにも、私たちはネウロイの襲撃に備えなくちゃいけないからな・・・」 芳佳「・・・エイラさん。」 エイラ「・・・・・ナンダ・・・」 芳佳「サーニャちゃんの側に居なくていいんですか?」 エイラ「・・・・・」 芳佳「サーニャちゃん、きっと寂しい思いをしてると思います。誰かが側に居てあげないと・・・」 エイラ「わかってル!そんなのわかってるんダ!でも・・・」 エイラ「側にいても、どう声をかけたらいいか・・・わからないんダヨ・・・」 芳佳「・・・なら、私が行きます。」 エイラ「え・・・?」 芳佳「待っててください。きっとサーニャちゃんを部屋から出してみせます。」 テクテク そう言い残して、ミヤフジはラウンジを出て行った。 ---エイラ&サーニャの部屋--- コンコン サーニャ「・・・?」 芳佳「サーニャちゃん、居る?」 芳佳ちゃん・・・? 芳佳「ごめん、勝手に開けるね。」 ガチャ 芳佳「よかった、返事がないから心配しちゃった。」 サーニャ「どうして・・・」 芳佳「サーニャちゃん、元気がないって聞いたから、居てもたってもいられなくなって来ちゃった。」エヘヘ サーニャ「怪我は・・・?もういいの・・・?」 芳佳「うん!この通りもう・・・」ズキッ 芳佳「っ・・・!あはは・・・やっぱりまだちょっと痛いかも・・・」 サーニャ「芳佳ちゃん・・・」 芳佳ちゃんは無理をしてまで、私のために来てくれた・・・そんな芳佳ちゃんに、一人にしてほしいなんて、言えるわけがなかった・・・ サーニャ「無理しちゃダメ・・・ここ、座って・・・」 芳佳「う、うん。ごめんね、逆に心配させちゃって・・・」 芳佳ちゃんをベッドに座らせ、私もその隣に座る。 サーニャ「・・・・・」 芳佳「そのお人形、どうしたの?いつもは、えっと・・・そう、ネコペンギンじゃなかったけ?」 サーニャ「・・・ジャックフロスト・・・俺さんに、貰ったの・・・」ギュッ… 芳佳「そうなんだ・・・」 芳佳(俺さんいつの間にこんなのプレゼントしてたんだ・・・それにサーニャちゃん、すごく大切そうに抱きしめてる・・・) サーニャ「どうして・・・・・」 芳佳「・・・?」 サーニャ「どうして俺さん、戻ってこないのかな・・・」 芳佳「サーニャちゃん・・・」 サーニャ「俺さんのせいなんかじゃないのに・・・俺さん、全部自分のせいだって・・・一人で全部抱え込んで・・・」 サーニャ「一番辛いの、俺さんのはずなのに・・・もし死んじゃたりしてたら・・・私・・・」 言葉を続けるうちに目蓋が熱くなって、胸が苦しくなる・・・ 芳佳「サーニャちゃん。」 不意に芳佳ちゃんが私の名前を呼ぶ。私はそこで言葉を止めた。 芳佳「私の目を見て。」 ゆっくりと顔をあげて芳佳ちゃんの顔を見る。でも、もう私の目は涙でいっぱいで芳佳ちゃんの顔も滲んで見えた。 そんな私に、芳佳ちゃんは私の両頬に手を優しく添えてこう言った。 芳佳「大丈夫だよ。」 サーニャ「え・・・?」 その時点では、私はその言葉の意味を捉えることができなかった。芳佳ちゃんは続ける。 芳佳「サーニャちゃんはきっと、俺さんのこと大事に思ってるんだよね。」 サーニャ「・・・・・」コクリ 芳佳「サーニャちゃんは、俺さんに会いたいんだよね。」 サーニャ「うん・・・」 芳佳「だから、大丈夫。俺さんは絶対に戻ってくるよ。」 サーニャ「どうして・・・そう思うの・・・?」 少し震えた声で、私は聞き返す。 芳佳「俺さんもサーニャちゃんのこと、大切に思ってるからだよ。」 サーニャ「俺さんが・・・?」 芳佳「うん。そのお人形をサーニャちゃんにプレゼントしたのだって、大切に思ってる証拠だよ。きっと、俺さんもサーニャちゃんに会いたいって思ってる。」 芳佳(それに、私は知ってるから・・・俺さんがサーニャちゃんのことが好きで、大切に思ってるってこと・・・) 芳佳「だから、絶対に諦めちゃダメ。絶対に帰ってくるって信じよう。ね?」 そう言う芳佳ちゃんの目は、本当に真っ直ぐで、とても嘘を言うような目には見えなかった。 思い返せば、前も芳佳ちゃんには同じようなことを言われた。 どっちも諦めないでいれば、きっといつかは会える。 お父様とお母様のことを芳佳ちゃんに話した時、彼女は私にそう言ってくれた。その言葉は今も私の中に残っていて、私を支えてくれている。 根拠なんか無い。でも、芳佳ちゃんの言葉は本当に力強くて、私はもう一度勇気をもらった気がした。だから私は・・・ サーニャ「・・・うん・・・ありがとう、芳佳ちゃん。」ニコ と返事を返した。 芳佳「あ、やっと笑ってくれたね。」ニコ サーニャ「え?」 芳佳「サーニャちゃん、ずっと悲しそうな顔してたから。やっぱり、サーニャちゃんは笑顔な時が一番素敵だよ。」 サーニャ「・・・///」 芳佳「ふふ。じゃあ、みんなの所行こっか。みんな、ずっとサーニャちゃんのこと心配してたんだ。」ニコ サーニャ「うん。」ニコッ ~行方不明から8日目~ ---孤児院--- 死にたいと思いながら碌に死ぬ勇気も出ず、結局俺は、もう一日男さんの家に泊めてもらった。 今日は男さんに連れられて、俺はとある孤児院へやってきていた。 前に交流した所とは別の孤児院だ。 男さんはよく、あまった機械の部品でおもちゃを作って、ここの孤児院の子供達にプレゼントしているそうだ。 今回もそのために車でここまでやってきた。 段階的に発令されつつある外出禁止令も、この地域はまだ発令されていなかったようで、特に障害も無く外に出ることが出来た。 短髪の男の子「あ!メデューサ!!」 リボンをつけた女の子「メデューサ!メデューサ!!」 男「フッ・・・」 男さんは満更でもない笑みを浮かべる。 俺「・・・・・」 鼻水を垂らした男の子「おもちゃは~?」 男「案ずるな、若き未来の星たちよ。少年、配るのを手伝ってくれ。」 俺「あ、はいっス。」 ポニテの女の子「ねぇ、お兄ちゃん誰?」 俺「え?お、俺?俺は・・・」 男「そいつはウィッチだ。男のな。」 短髪の男の子「え?男なのにウィッチなの!?すげー!」 リボンをつけた女の子「お空を飛ぶの?それとも陸で戦うの?」 俺「あ、いや・・・空を、飛ぶよ・・・」 スゲー! カッチョイイ ワイワイ 鼻水を垂らした男の子「ねぇ、お兄ちゃん。ネウロイ、いついなくなるの?」 俺「え?」 メガネをかけた男の子「ネウロイがいるから、ぼくたち、お外であそべなくなっちゃうんだって・・・」 リボンをつけた女の子「もうすぐがいしゅつきんしれいって言うのがでるからって、せんせいが言ってたの・・・」 ポニテの女の子「おねがい、早くやっつけて!」 オニイチャン オネガイ ネウロイヤッツケテ! ワーワー そう言って俺にすがりついてくる子供達。 そんな姿を見て、俺は目の前の現実から目を背けたくなった。 この子達は、世界が滅びようとしていることを知らない・・・それも、俺のせいで・・・ それが堪らなく辛くて、何も出来ない自分が情けなくて、悔しかった。 ヒシッ… 俺は子供達を抱き寄せて、 俺「ごめん・・・本当に・・・ごめん・・・」ポロポロ ただ、そう言う事しかできなかった・・・ 男「・・・・・」 リボンをつけた女の子「お兄ちゃん・・・なんで泣いてるの・・・?」 ポニテの女の子「泣かないで・・・」 俺「あ・・・ご、ごめん・・ビックリさせちゃったよな・・・」コシコシ メガネの男の子「ネウロイ・・・やっつけてくれる・・・?」 俺「あ、あぁ・・・そうだね・・・」 短髪の男の子「ホントに!?約束だよ!」 俺「うん・・・」ニコ… 俺は、生返事を返す事しかできなかった・・・ 夜 ---バルト海上空--- ブロロロロロロロロ… エイラ「どうした?サーニャ?」 サーニャ「ごめん。少し、やりたい事があるの。」 そう言って私は上昇し、高度を稼ぐ。 あの後、ミーナ中佐から下された任務を実行するために。 ヴン… 魔導波を伝播させ、俺さんに語りかける。 私に新たに下された任務は、魔導針を使っての俺さんとの交信だった。 サーニャ(俺さん・・・どこ・・・?) 諦めずに何度も呼びかける。きっと生きている。そう信じて。 でも、答えは返ってこない・・・ 日増しに強くなる、俺さんに会いたいという気持ち。 この気持ちを恋だと知ったのは、リーネさん達とお話ししたあの時から・・・ 一緒に故郷のお話しをして、ご飯を食べて、哨戒もして、お出かけして、遊んで、それで・・・ 私が彼からもらったものは、何もかも新しい事ばかりで、一緒に過ごす毎日が本当に楽しくて・・・幸せで・・・ そしていつしか私は、自然に、俺さんを好きになった・・・ サーニャ「♪~♪♪~」 俺さんが子守唄だと言っていた歌を乗せて伝える。 きっと、届くと信じて・・・ 会いたいです・・・俺さん・・・ エイラ「・・・・・」 翌日 ~行方不明から10日目~ ---501基地内食堂--- 昼 エーリカ「おいひ~!これサーニャが作ったんだよね?」モグモグ サーニャ「はい・・・ピロージナエ・カルトーシカって言って、昔、お母様に作ってもらったことがあるんです。」 エーリカ「へ~。リーネや俺のお菓子も美味いけど、サーニャも上手だよな~」モグモグ シャーリー「ああ、こりゃなかなかうまいな。な、ルッキーニ。」 ルッキーニ「うん!」 サーニャ「あ、ありがとうございます・・・お口にあったみたいで、よかったです・・・///」 エイラ「・・・・・」 ミヤフジのおかげで、サーニャは元気を取り戻し、今ではこの通りだ。そのおかげで基地の雰囲気もだいぶ良い方へと変わってきている。 そう、ミヤフジのおかげで・・・ それは、ワタシにとって嬉しいことでもあり、逆に、自分がサーニャに何もしてあげられなかったことが悔しくもあった・・・ ペラッ エイラ(また塔の逆位置・・・) ペリーヌ「そんな暗い顔で、何をしていらっしゃるの?」 エイラ「うわっ!って、なんだ、お前カ・・・」 ペリーヌ「なんだとは失礼な・・・まぁいいですわ。それより、サーニャさんが元気になったっていうのに、嬉しくありませんの?」 エイラ「嬉しいヨ・・・嬉しいに、決まってル・・・」 ペリーヌ「顔にはそうは書いていないみたいですけど。」 エイラ「えっ・・・」 ペリーヌ「彼のことが、気になっているんでしょう?」 エイラ「・・・・・」 ペリーヌ(言い返さないということは図星かしらね・・・) エイラ「・・・アイツは・・・・・」 ペリーヌ「・・・?」 エイラ「アイツは、ワタシのせいで戻ってこないのかナ・・・?」 ペリーヌ「さぁ、どうかしらね。少なくとも、彼のあの時の表情からみれば少しは応えていたかも知れませんわね。」 エイラ「そう、だよナ・・・」 ペリーヌ「でも・・・」 エイラ「?」 ペリーヌ「あの時の貴女を責められる人なんか、誰もいませんでしたわ。」 エイラ「・・・・・」 ペリーヌ「突然、絶対に死ぬだなんて言われて平気な人なんか誰もいませんわ。私だって、怖いですもの。なによりも、大切な祖国や、仲間を失うことが・・・」 ペリーヌ「あなたも、自分の大切なものを失うのが怖くて、俺さんにあんなことを言ったんでしょう?」 エイラ「! ・・・・・」 見事に言い当てられた・・・ペリーヌとも長い付き合いだけれど、本当に人をよく見ているというか・・・とにかくコイツもすごい奴だ・・・ツンツンしているところを除いて。 ペリーヌ「ほかの皆も、今はああやって振る舞ってはいますけど、思いは貴女と同じはずですわ。」 エイラ「・・・そうだよナ・・・その、ありがとナ。少し、気が楽になったヨ。」 ペリーヌ「そう。それはよかったですわ。では、私はこれで失礼しますわ。」テクテク そう言ってペリーヌは食堂から去って行った。 エイラ「・・・・・」 でも、私の心にはまだ俺に対する別の感情が引っかかっていた・・・それは・・・ サーニャ「エイラ・・・?」 エイラ「へ?あ、サーニャ・・・」 サーニャ「お部屋、戻ろう?また少し眠くなっちゃったわ・・・」コシコシ エイラ「あ、ああ・・・そうダナ・・・」 夜 ---男の家--- 男「少年。」 俺「はい・・・なんっスか・・・?」 男「昨日、なぜ子供たちに謝った?」 俺「・・・・・」 男「言えないことなのか?」 俺「そう言うわけじゃ・・・」 男「なら話せ。」 言おうか言うまいか少しためらう。でも正直な気持ち、吐き出さなければ自分がどうにかなってしまいそうだった。 俺「・・・分からないんです・・・生きていていいのか、それとも死んだほうがいいのか・・・」 男「何?」 俺「こんな話、信じてもらえるかはわからないっスけど、今、世界は、俺のせいで滅びようとしてるんス・・・」 男「ふむ・・・」 俺「・・・疑わないんですか?」 男「まだ最後まで話を聞いていないからな。疑うかどうかはそのあとに判断する。それで?」 俺「・・・それなのに・・・あの子たちはその事を知らなくて・・・自分が蒔いた種なんだからなんとかしなきゃいけないはずなのに、俺、その滅びを止める方法も知らないから・・・」 男「だから謝ったのか。」 俺「はい・・・」 男「ならば、死ぬという選択肢は今ここで捨てろ。」 俺「え・・・」 男「その滅ぶという話が本当だとしても、それはお前が命を絶つことで解決するのか?」 俺「・・・・・」 男「それに、自ら命を絶つということは、お前が踏みにじってきた者たちの命を全てを冒涜することになる。」 俺「俺が踏みにじってきた・・・命・・・?」 男「お前はそんなことも知らずに今まで生きてきたのか。それは随分と幸せな生を歩んできたようだな。このホモサピエンスの面汚しめ。」 俺「・・・・・」 男「いいか、人間という生き物は、終わらない犠牲の輪廻の上で生の充足を得るのだ。」 俺「・・・?」 男「人間は己が命を明日へ繋ぐために何かを殺し、飯を喰らう。また、人間は行動を起こすために大地を踏み締め、その下に住まう小さな虫達を殺す。またある時は他人の関係に良くも悪くも干渉し、言葉で隣人を殺す。」 男「少年。人間は生きることで確実に別の何かを殺しているのだ。お前が生まれてこの方一度も、何かを殺さなかったということは決してない。無論、この私もな。」 俺「!!」 途方もなく・・・どうしようもない現実を目の前に突き付けられた・・・そんなこと、今の今まで考えたこともなかった。 滅び云々以前に、俺はすでに人を殺していたかもしれない・・・ 親父と約束した、人は絶対に殺さないという約束も、俺の心ない一言で死んだ人がいて、もうとっくに破っていたのかもしれない・・・ 男「だから少年よ。人間はそうして死んでいった命たちに報いるためにも生き続けなければならない。生きて苦を味わうことこそが人の生だ。私はそう考えている。」 俺「・・・・・」 男「・・・それでも尚、死を考えるというならば、今日お前が寝床につく前に、お前の国の言葉でいい。『ありがとう』と千回唱え続けろ。それで何も見えてこなければ、私からお前に言うことは何もない。勝手にするがいい。」 ---男の家 2階--- ラジオの声≪・・・依然、小型ネウロイはザザッ・・・おり絶望病の患者ザザッ・・・ます。≫ 俺「・・・・・」 男さんから借りているラジオを聴くことがここに来てからの俺の日課になっていた。アンテナの部分は壊れていて、替えも無いので俺の魔導針で代用している。 俺「ありがとう・・・ありがとう・・・」 男さんに言われたことを試してみる。俺はただひたすらにありがとうと唱え続けた。 俺「ありがとう・・・ありがとう・・・ありがとう・・・」 5分・・・10分・・・いや、もう何分経ったかもわからない。それでも俺はひたすらに唱え続けた。そんな時だった。 俺「ありがとう、ありがとう、ありがとう」ツー… 突然、俺の頬に涙が伝いだした。 俺「ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」ポロポロ それはやがて、留める事のできない感情の奔流となって溢れ出す。 ありがとうと唱え続けるうちに、俺の心は自然と温かな気持ちになっていった。 俺「ありがとう・・・グスッ・・・あり・・・がとう・・・」ポロポロ いつしかありがとうと一言唱える度に、今まで俺が関わってきたすべての人の顔が思い浮かぶ。 親父にお袋、じいちゃんにばあちゃん。ガキの頃一緒に遊んだ友達。近所のおじちゃんやおばちゃん。下ネタを吐きあった整備兵のみんな。寂しいときの話し相手になってくれた管制の人。基地の女医さん・・・ そしてなにより、ミーナ隊長、坂本少佐、宮藤さん、リーネさん、ペリーヌさん、バルクホルン大尉、ハルトマン中尉、シャーリーさん、ルッキーニさん、エイラさん、そして・・・ 俺「サーニャさん・・・」ポロポロ ようやく気付いた。俺は、こんなにもたくさんのありがとうに囲まれてきたんだと・・・ そして悟った。今命を絶てば、自分が大切にしてきた、ありがとうをくれた人たちを守ることができなくなるのだと。このままでは、自分が大切な人達を滅ぼしてしまうのだと。 俺「それだけは・・・絶対に嫌だ・・・」グスッ 俺は守りたい。俺の大切な人達を、たくさんの『ありがとう』をくれた人たちを。 ラジオの声≪ザザッ…♪~♪ザザッ…♪・・・≫ 俺「! これって・・・」 ラジオの声≪ザザー・・・≫ ほんの一瞬だけ聞き覚えのある歌声が聞こえた。しかしそれはすぐに聞こえなくなってしまった。 でも確信した。今の声の主は、俺の大切な人だと・・・ 俺「ははっ・・・だっせーな、俺・・・うっし!」ゴシゴシ 俺は、生き続ける。俺の大切なものを守るために。 続き→ペルソナ17.5 -ページ先頭へ
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あ お部屋デートではしゃぐのとか 2周目も双葉1筋で行くつもり やっぱり可愛い 無邪気でかわいい! 可愛い だって、思い出だから…… 海でのムービーが可愛すぎる とにかく可愛い では諸君!サラダバー! 可愛い あの行動読めん感じが好き♪ 聞いて!聞いて!がかわいすぐる 悠木碧はやばい 冬服が好き サラダバー👍 秋葉デートはさいこうやった なぜかほっとけない😅 座り方が好きなんだな~ 可愛い。ただそれだけのこと。 まず名前がかわいい 次の行動が読めないのがいいよね Σ(゜Д゜)ってなった なてなでしたい 声がいい 惣次郎とのやりとりがおもろい ワイもカレー好きやねん 双葉一択やね♪ 双葉ちゃん可愛いですね。 強気だけど 優しくて可愛くて良い子 可愛い サラダバー♪ 可愛い 本当に可愛い。庇護欲をここまで掻き立てられたの初めて。 頑張って色々乗り越えた!可愛い! バレンタインイベの肩ズン可愛すぎる かわいい 有能で可愛い 可愛い かわいい サラダバー コープ可愛すぎ 聞いて!聞いて! ほっとけたい 可愛い 守ってあげたい ペルソナシリーズの中で一番好きなキャラ サラダバー! コープが可愛くてたまらん かわいい。 健気な感じが良いっ(しかも教師 メイド…はぁはぁ) かわいい 双葉は コープ進めてくうちにどんどん好きになった 可愛い 可愛い サラダバー 全てがかわいい かわいいです♪ おイナリとのやりとりが微笑ましい くそ可愛い モナ脱退中に最後まで一番心配してたのとか予告状バレた時とか良い子すぎてたまらん 座ってる時可愛い かーいい 眼鏡っ娘 メガネをくいっと上げる仕草が好き かわいい 可愛い 妹みたいな存在で彼女とか最高でしょ 可愛い いろいろ可愛い サラダバー とにかくかわいい! こんな妹欲しい フタバパレスの良さもあって一番好きなキャラ かわいいから ジョーカーを意識してくる様子が可愛い かわいい!天使 守ってあげたい可愛い子だから かわいい かわいい あぁ^〜癒されるんじゃあぁ^〜 月光館双葉最強だわ Wwwww ぐぬぬ~ 新しい私、爆誕!! 可愛い かわいい! フタバ・パレスのイベントが良かったから こんな可愛い引きこもりいねえ 眼鏡 サラダバー!佐倉家最高です。 コミュ障可愛い。 俺のジョーカーの未来は佐倉家に婿入りしてルブランを継ぐ 可愛い かわいい 婿入り不回避 爆誕にやられました かわいい 親近感 すき クソかわいい 爆誕 かわいい サラダバー! サラダバーばっかりでもう飽きた。では諸君サラダバー FMT(双葉ちゃんマジ天使) 可愛い! 可爱い Cute かわいい 萌 双葉最高!! ふともも 碧ちゃんだから ぺろぺろしたい 1 メガネ→「それ、お前だ」に吹いたw 可愛い かわいい 佐倉家ルート以外ありえない 面白い~可愛い~カッコいい~ かわいい! まだ会っていないけど動画で見て何故か気になった。 かわいい 聞いて!聞いて! かわいい お前の瞳の方が百倍可愛いぜ (ღ˘⌣˘ღ) 妹みたいでカワ(・∀・)イイ!! 可愛い。 サラダバー ここまでかわいい子はなかなかないと思う ペルソナ史上最強に可愛い 抱きしめたいな、双葉ちゃん! いい子。そしてかわいい とてもかわいい kawaii かわいすぎいいいい 私の中では一番 何週やってもこの子を選んでしまう かわいい なでなでしたい かわいい 泣き虫だなぁ かわいい とにかくかわいい 仕草がかわいい 双葉を守りたい 大好き! フタバ砲L( 皿 )」ウィー!!! 可愛いは正義! マイエンジェル 可愛い 大好き マスターはそう言った サラダバー かわいい 不 警 no.8549 モルガナの票の増え方は不正だと思う 前に不正発覚したキャラがその項目ごと削除されてて笑ったわw 可愛い 誕生日おめでとう 大量投票されてるのにコメントが無いキャラって結局一人が連投してるって証拠だよな 可愛い かわいいよぉ! 一生自分が守りたいと思った 双葉が最高♪ 双葉が最高♪ 双葉が最高♪ かわいいすぎる 双葉が最高♪ 双葉一推し! 双葉さんが最高♪ ユニークでカワ(・∀・)イイ!! 双葉さん好き! 双葉だサラダバー♪ 見た目が好み てか正義。 双葉だサラダバー♪ 双葉のアニメ登場が待ち遠しい! 双葉可愛い。 双葉さんイチ推し 双葉アニメ初登場祝! 双葉ちゃん好きだ 話し方がたまらんw ... ナビとしての性能は勿論、コープストーリーも一番気に入ってるから バレンタインイベントのチョコ…欲しい ひたすら可愛い! 双葉を連れて街歩きてえよ! 双葉ちゃん可愛すぎ♡ 双葉ちゃんの見た目と性格が好き…いや、全部好き好きる…。 双葉ちゃんかわいいよぉ〜!サラダバー♪
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[メイン] 天野 舞耶(あまの まや)キスメット出版の高校生向け情報誌、「クーレスト」編集部に在籍する女性編集者。 今回の主人公。 芹沢 うらら(せりざわ うらら)女性用下着メーカーに勤める、舞耶の親友。 占い好きの化粧美人で、男運が悪いことを気に病んでいる。 周防 克哉(周防 かつや)港南警察署、刑事一課強行犯係の若手刑事。 階級は巡査部長。 達哉という弟がいるらしい。 パオフゥ盗聴バスターを営むかたわら、噂ホームページを開設し、何やら街の影で情報を集める男。 台湾人だということだが… 南条 圭(なんじょう けい)日本有数の複合企業体、南条グループの御曹司。 3年前のセベク・スキャンダルで覚醒したペルソナ使い。 桐島 英理子(きりしま えりこ)南条と同じく過去の事件で覚醒したペルソナ使い。 オカルトの知識に長ける帰国子女。 現在はモデルとしても活躍中だが… [サブ] JOKER自分の携帯から自分の携帯へ電話する事で、殺人を依頼できると噂される怪人。 フィレモン絶えず人の自我を見守り啓示を与えていると言う、普遍的無意識の創造性を象徴する元型。 何やら弱っている様子だが… デジャ・ヴュの少年(デジャ・ヴュのしょうねん)以前駅前でぶつかった大人びた少年。 なぜか、それよりもずっと前から知っているような気がする… 島津管理官(しまづ かんりかん)連続猟奇殺人事件特別捜査本部の指揮を執る、県警捜査一課のエリート管理官。 石神 千鶴(いしがみ ちづる)「ワンロン千鶴」の名で時の人となった、ワンロン占いの美人占い師。 富樫署長(とがし しょちょう)名目上、連続猟奇殺人事件特別捜査本部の本部長を務める港南署の警察署長。 神取 鷹久(かんどり たかひさ)かつて世界の破滅を目論見、南条やエリー達に倒されたペルソナ使い。 3年前に死んだはずなのだが… 佐々木 銀次(ささき ぎんじ)成功するとの占いが当たりヒットした、MUSESの若手プロデューサー。 なんとなく、どこかで会った気がして憎らしい… 須藤 竜蔵(すどう たつぞう)新世塾の筆頭幹部として計画を取り仕切る、老獪な現職外務大臣。 菅原陸将(すがわら りくしょう)飄々とした、陸自の第15師団師団長を務める新世塾の幹部。 体を病んでいるらしく顔色が悪い。 橿原 淳(かしはら じゅん)春日山高校の3年生。 なんとなく、どこかで会ったような気がする… 三科 栄吉(みしな えいきち)春日山高校の番長を務める2年生。 どこかで会った気がする… リサ・シルバーマン〈珠閒瑠テレビ〉佐々木のプロデュースでデビューした、現役女子高校生ユニット、MUSESの一人。 この娘も、前から知っているような気がする… 〈アラヤ神社〉七姉妹学園の生徒であり、アイドルグループMUSESのメンバー 生粋の白人だが、日本生まれの日本育ち。 [キスメット出版] 水野編集長(みずの へんしゅうちょう)舞耶と対立の絶えない、「クーレスト」の編集長。 典型的な仕事一筋のキャリアウーマン。 30ウン歳にしてまだ独身。 黛 ゆきの(まゆずみ ゆきの)舞耶の相棒だったカメラマン(見習い)。 本来はキスメット出版の社員ではなく、関係者の藤井が雇うバイト助手。 藤井 俊介(ふじい しゅんすけ)クーレストの依頼で出入りするフリーカメラマン。 ゆきのが敬愛する雇い主でもある。 ゆきのをユッキー、舞耶をマッキーと呼ぶ。 [七姉妹学園] 高見 冴子(たかみ さえこ)七姉妹学園、通称セブンスの3-B担任。 男っぽくさっぱりとした性格と、生徒の自主性を重んじる教育方針で慕われている。 橿原 明成(かしはら あきなり)〈七姉妹学園〉3年生の学年主任を務める世界史教諭。 風変わりだが、優しい先生として慕われている。 〈キスメット出版〉七姉妹学園の世界史教諭であり、橿原 淳の父。 同学園3年生の学年主任も務める。 風変わりだが、優しい先生として慕われている。 反谷校長(はんや こうちょう)エルミン学園から転勤してきた新校長。 前の学校ではハンニャの通称で嫌われていたが、七姉妹学園でもやはり嫌われている。 吉栄 杏奈(よしざか あんな)3-Bの生徒。 今ではすっかり荒んでしまったが、事故に遭うまでは、高校陸上界期待の星だった。 片山 典子(かたやま のりこ)あんなに憧れ七姉妹学園に入学した2-Bの生徒。 陸上部に所属している。 岡村 真夜(おかむら まや)2-C担任の世界史教諭。 下の名前が、舞耶と一緒だ。 何となく、どこかで会った気がする… 華小路 雅(はなこうじ みやび)栄吉と付き合っている七姉妹学園の生徒。 同学園新聞部の部長でもある。 柴田 麻美(しばた まみ)〈珠閒瑠テレビ2F:楽屋1〉あさっちの通称で呼ばれるリサの親友。 リサと同じくセブンスの生徒。 〈珠閒瑠テレビ:ロビー〉佐々木 銀次のプロデュースでデビューした、現役女子高校生ユニット、MUSESの一人。 あさっちの通称で呼ばれる。セブンスの生徒。 荻嶋 未歩(おぎしま みほ)〈珠閒瑠テレビ2F:楽屋1〉みーぽの通称で呼ばれるリサの親友。 リサと同じくセブンスの生徒。 〈珠閒瑠テレビ:ロビー〉佐々木 銀次のプロデュースでデビューした、現役女子高校生ユニット、MUSESの一人。 みーぽの通称で呼ばれる。セブンスの生徒。 [ベルベットルーム] イゴールベルベットルームの主。 ベラドンナ己という魔物に挑む、もののふ称える歌歌い~♪ ナナシ閉ざされし、心の扉を開くピアノ弾き… 悪魔絵師人の内に住まう、神と悪魔を描く絵師。 [葛葉探偵事務所] 轟所長かつてはマヌケな三流探偵だったが、最近、突然「人が変わった」ように有能になった。 裏では、デビルサマナー稼業を営んでいるらしい。 たまきちゃん女子大に通いながら、裏ではデビルサマナーとして活躍するバイト所員。 [トリッシュの泉] トリッシュ金にうるさい守銭奴妖精。 実は妖精界を追放された身らしい。 善行を行わなければ、帰れないということだが… [珠閒瑠ジニー] 珠閒瑠ジニーハスキーボイスが、美人を連想させる占い屋。 最近は、あまり当たらないと人気も低迷気味。 夜の街で、よく似た後姿を見かけたという噂も… [噂屋] 横内 健太(よこうち けんた)エルミン学園の卒業生。 噂に詳しい、訪問販売のトップセールスマン。 営業成績は、実はペルソナの賜物らしい。 マスター喫茶店、ジョリーロジャーのマスター。 街の噂に詳しく、噂屋のマスターとも呼ばれている。 トクさん赤提灯しらいしに入り浸る自由人。 噂に詳しく、世間を蚊帳の外から傍観して、何やら哲学している様子。 実はインテリらしい。 上田 知香(うえだ ちか)噂屋チカリンと呼ばれる、七姉妹学園新聞部員。 そそっかしい性格だが、情報の速さには誰もが一目置く存在。 バーテン〈エボニー〉ホテル・プレアデス最上階のラウンジ、エボニーを取り仕切る女性バーテンダー 職業柄噂に詳しく、様々な噂を提供してくれる。 〈パラベラム〉マスターをサポートする女性バーテンダー 以前は鳴海区の店でシェーカーを振っていた。 職業柄噂に詳しく、様々な噂を提供してくれる。 ネコマタデビルサマナーであるたまきちゃんの仲魔。 いたずら好きでお金に目が無い困り者。 悪魔のあいだに広まる特殊な噂に詳しい。 [春日山高校] 杉本 浩樹(すぎもと ひろき)春日山高校に通う、評判の不良生徒。 中学時代に栄吉に負け、渋々子分となっていたが、密かに反逆の機会をうかがってるらしい。 井上 康夫(いのうえ やすお)ごく平凡な春日山高校の生徒。 生徒会長となって脚光を浴びることを夢見ているが行動に移す気はないようだ。 [南条及びエリーの親友] 園村 麻希(そのむら まき)カウンセラーを目指す、ゆきのの親友。 どうやら、過去に罪の意識を感じているらしい。 高校時代に、ペルソナ使いとして覚醒している。 城戸 玲司(きど れいじ)かつて南条やエリーと共に戦ったペルソナ使い。 「伝説の裸番長」の異名を持つ。 南条が追う神取の異母兄弟でもある。 上杉 秀彦(うえすぎ ひでひこ)ブラウンの通称で親しまれるマルチタレント。 エリーやゆきのと同じくエルミン学園卒業のペルソナ使い。 [その他] 牧村 洋一(まきむら よういち)うららを騙して貯金を奪った結婚詐欺師。 牧村という名はその時の偽名。 云豹(ユンパオ)台湾マフィア、天道連の殺し屋。 パオフゥと浅からぬ因縁があるようだが… 松岡(まつおか)訓練された身のこなしと射るような目付きが印象的な、慇懃無礼な南条のお守り役。 南条の行動に反対しているようだが… 黒須 純子(くろす じゅんこ)本名は橿原 純子。 大女優であり橿原 淳の母。 なんとなく知っている気がする… 桑原 真(くわはら まこと)エリーをつけ回すストーカー。 留守中家に上がり込むなど、数々の暴挙を行ってきた。 イシュキック元気ハツラツなコスプレ少女。 どうやら自分を転生した戦士だと思い込んでいるらしい。 浅井 美樹(あさい みき)パオフゥの相棒として行動を共にした検察事務官。 5年前の「天道連疑惑」を捜査中、渡航先の台湾で云豹に殺されている。
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モード ミッションモード、リベンジモード突入時に、左下のセグに2表示→アタッカーパカパカで潜確。 潜確時は通常背景へ移行せず、2Rを含む当たりを引くまで特殊モードが維持される。 ■ ミッションモード 潜伏の可能性有り。突入時に左下のセグの確認or出目(女性図柄・7・女性図柄のチャンス目)の確認を忘れずに。 保3、4消化時のミッション突入は潜伏確定、ミッション中に再度ミッション突入で潜確or大当たり確定。 図柄ミッションとペルソナ創造ミッションがある。 潜伏していない限り、自力で当たりを引かないとミッション達成はないから、演出は特に気にせずに。 図柄ミッションの時に左図柄に稲妻が走って、疑似ることがあるがまずリーチにならない。 創造ミッションは、合成によって創られたペルソナのレベルや、カードの枚数で信頼度が変化。 ペルソナLV→低い<高い カード枚数→少ない<多い(6枚で当確) ■ リベンジモード ペルソナバトル外れから突入。潜伏の可能性があるのでセグをしっかりチェック。 通常背景から、主人公のペルソナバトル以外を経由して突入すると潜伏確定。 ここでのSEESメンバーとの会話予告はすべて絆がストックされる。 ■ タルタロス潜入モード 図柄暗転から突入。電サポ有りの確変確定モード。 主人公がタルタロスを探索して、遭遇したシャドウとの対応リーチへ発展する。 奇数図柄での当たりは確変昇格確定。 ■ ペルソナモード 確変確定のモード。確図で当たるかラウンド昇格を経て突入する。 リーチ時に当確予告を伴うと確変濃厚(単報告有り) 奇数図柄での当たりは確変昇格確定。 ■ チャンスタイム 20or50回転の時短。ただの時短、潜確の可能性は無し。
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ボス攻略 ボス攻略ボス1 ボス2 ボス1 攻略情報1 攻略情報2 ボス2 攻略情報1 攻略情報2
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前ページ次ページゼロのペルソナ 愚者 意味…天才・落ちこぼれ ぼんやりと薄暗い世界に彼はいた。 ここはどこだろうか――? 「お久しぶりですな」 闇の中でも際立つ黒いスーツを着た長い鼻の老人が姿を現した。いや、もともとこの世界にいたのであろうか。 「突然、お呼びたてして誠に申し訳ない。とはいえ、私も一度お送りしたはずの客人を呼び立てるのは初めてなのです」 老人の動作は穏やかだ。小柄な体にしては長い指が空間の中で揺れる。 「さて、あなたのご友人はまことに奇妙な運命の中にあるようです」 失踪したという仲間たちのことを言っているのであろうか――? 「彼らは濁流のような運命の中で絆を築いているようです。フフッ、かつてのあなたと同じように」 興味深い――彼は血走った目とは対照的に静かに笑う。 「彼らの元に向かうことは世の理を曲げるが如き行為。だがあなたたちなら必ずや成し遂げられるでしょう。 あなたの絆を、彼らの絆を信じることです。そしてその時、あなたは新たなる世界に出会うでしょう」 彼にまとわりつく薄ら闇はやがて何もない暗闇に姿を変えていく――。 アーハンブラ城は1000年も昔エルフによって作られた幾何学模様と共に長い歴史を刻む建造物である。 それはかつて人間とエルフの戦いを臨んでいたが、城砦の小ささから軍事的価値は低いと判断されてここ数百年は丘の下に生まれた交易地の発展を見下ろしてきた。 エルフの作った神秘的な模様を持つ城を臨むことのできる交易地点……それがアーハンブラ城とその城下町の存在意義であるはずだった。 しかし現在、そこにはガリア、トリステイン、ゲルマニアなどの多国籍軍が居座っていた。 軍事拠点となり、もともと大きくはない城下町は町周りに張られたテントによってその面積は膨れ上がっており、 活気は常よりも大きいものの、今街を包んでいるのは商魂たくましくサクセスを望む商人たちが張り上げる声ではなく、鎧と剣、盾の金属音だ。 ハルケギニアの各国の軍事力が今、アーハンブラ城に集結していた。 それは虚無の後継者であるルイズがその場所をジョゼフ――正当な虚無の後継者との戦いの場所と感じ取ったからである。 ルイズにもなぜわかるかはわからない。 ただ正当な虚無の担い手が暴走したときのために生まれた者としての力がそれを教えるのだ。 陽介やキュルケなどは、だったら使い魔たちを呼び出すための聖地の場所がわかったほうが面倒がなくていいと言ったが、 聖地の場所はルイズにもわからなかった。 デルフリンガーが言うには、正当な虚無の後継者が使い魔たちを所有することまでを妨害してはならないようにと始祖ブリミルが考えたためであるという。 確かに正当な後継者が暴走する可能性と同様に、その暴走を止めるために生まれた虚無の担い手が暴走する可能性はあるのだから筋は通っている。 遥か昔の人間に6000年後のことを予想しろなどどだい無理な注文であろう。 たとえそれが現代で窮状に陥ってる者たちは納得出来ないことだとしてもそれでも遥か昔の人間を頼りには出来ない。 自分たちを救えるのは自分たちなのだから。 アーハンブラ城はもともと城砦の小ささから軍事的価値が低いとみなされた場所であり最近ジョゼフによって改修されたものの大きさは変わっていないので、 ハルケギニア中から集まってきた軍を全て収容することなどできるはずなどなかった。 なのでアーハンブラ城で寝食を行えるのはガリア女王シャルロット、トリステイン女王アンリエッタなどを筆頭とする階級の高いものであった。 しかしそのアーハンブラ城で、高い地位どころかそもそもこの世界において存在するはずのない男が食事をとっていた。 「ん、これうめえな」 「そうですか。よろしければおかわりもありますよ?」 「おう、めいっぱいよそってくれ」 完二はスープ皿を給仕に渡した。貴族でもなんでもない彼がアーハンブラ城で食事を取っているかというと彼がルイズの使い魔だからである。 ルイズはこの世界の危機を教え、ハルケギニア各国に軍事的協力体制を築かせた、始祖の力を受け継ぐものと認識されている。 現在ではジョゼフに対抗するためガリア首都で揃って戴冠したシャルロット、アンリエッタ両女王と並んで、ハルケギニア軍の象徴的存在である。 そうでなくともルイズはトリステイン指折りの貴族ヴァリエール家の者だ。 その使い魔である完二がアーハンブラ城で寝床を確保できたのは当然であった。 もっとも流石に個室をとるほどの余裕はあるはずもなくルイズと相部屋なのだが。 現在、食事を共にはしていないものの、陽介、それとゲルマニアにおいて名家であるキュルケとクマもアーハンブラ城に寝床を確保している。 「はい。おまちどうさま」 メイドが空になったスープ皿を満たしテーブルの上におく。 完二に親しげに話しかける黒髪の少女は、トリステイン魔法学院のメイドであるはずのシエスタであった。 彼女は貴族や兵士たちの世話人として従軍したのだ。 城下町の外でテントを張っている軍人たちの世話に回る可能性もあったが タバサやルイズなどと面識のあった彼女はアーハンブラ城にて勤めるように言われたのであった。 「いーいにおいだぜ」 完二は目の前に出されたスープを勢いよくすする。 「今日もミス・ヴァリエールは一緒じゃないんですね」 「おお。あいつ今も寝てんぜ。なんか寝んのがおせえみてえだな。 最近、部屋にこもってるしオレが部屋に戻ったらなんか隠すし……コソコソなんかやってのか?」 「何の話よ?」 「うおっ!?」 いつのまにかルイズが完二のそばに立っていた。完二もシエスタも驚いた。 「お、おはようございます。ミス・ヴァリエール。食事を持って来ますので……」 「必要ないわ。姫さま……いえもう女王さまね。アンリエッタさまとタバサのところに行くわよ」 ルイズは完二の二の腕を掴んだ。 完二は思わず立ち、そのまま食べかけの食事を残して食堂への入り口へと連れて行かれるがままになってしまう。 「オイ!まだオレ全部食ってねーって!」 「今はそれどころかじゃないわ」 「んだよ、いったい?」 ルイズが振り返った。ピンク色の髪がその髪質と同じくウェーブを描いて大きく揺れる。真剣なまなざしがそこにはあった。 「ジョゼフの使い魔たちが来るわよ」 エルフが住まうサハラの地。ゲルマニアとガリアの東方に位置する大規模な砂漠地帯がそれだ。 無限砂塵の中にシャイターンの門は存在した。 シャイターンの門は名前のように門が砂漠の中にぽつんと存在するわけではない。 シャイターンの門とは始祖ブリミルが使い魔たちを招くゲートを開く場所でありそこに何が存在するわけでもなく 普通の人が見れば広大に広がる砂漠の中でそこだけを区切ることなどできないだろう。 ガリア東部、ちょうどアーハンブラ城から東の地点に一人の人間と一人のエルフがいた。エルフはビダーシャル、人間はジョゼフである。 「まさか、我々の“聖地”がこんな近くにあったとはな。驚きだぞ」 「もともとはお前たちが領土と呼んだものだな。数千年前に我々が所有するようになっただのだ。 それから貴様らは聖地奪回などといいながら、まるで見当違いのところを攻め、アーハンブラ城を拠点とすることはなくなった。 聖地などといいながらそれがなんなのか、どこにあるのかすら知らないとは蛮人とは度し難いものだ」 ジョゼフは、ふふんと鼻で笑った。 「おれに献上するためにわざわざ人間から奪い取って管理していてくれたのか?殊勝なことだな」 ビダーシャルは不快げに顔を逸らした。 「ネフテスの方針が変わったのだ」 「お前らの国土に隣接する場所に生息する使い魔どもを人間の手に任せようというのだろ? それで人間を襲わせようとするのだから全くエルフとは利口な生き物ではないか。 そして人間たちと戦わせて弱った使い魔たちをお前らは一掃するつもりか?」 「答える必要はない」 「まあいい。とりあえずお前たちの願いどおり人間たちの国を攻めてやる。そうでなければおれはエルフに遣わされた暗殺者に殺されてしまうからな」 ジョゼフは唇をゆがめて笑いながらビダーシャルを見遣った。エルフは黙して肯定も否定もしない。 そうだろう。お前はおれがこいつらでサハラを征服しようとすればすぐにでもおれを殺す気だろう?そうに決まってる。 だが構うものか。おれは嘆き悲しみたいのだ。 ならば征服するならわけのわからぬエルフなどより人間を滅ぼすほうがよっぽどいい。 だからジョゼフはアーハンブラ城で大規模な軍隊が待ち構えていると知っていてもそれを避けて進軍するようなことはしない。 むしろそれを望んでいるのだ、始祖でも誰でもなく彼自身の意思で。 そうであるからこそハルケギニア中から軍が結集するのを待った。 それと戦うことこそがジョゼフにとって好ましいのだ。戦いといえない一方的な虐殺になるだろう。 人間が斬られ、踏み潰され、焼かれ、死ぬ。 それこそがジョゼフの見たいものだ。 ジョゼフは空を見た。空の青でも、雲の白でもなく視界に映るのは黒ずんだ赤。 にぶい炎の色をした鱗を持つ火竜が空を埋め尽くしている。 視線を下げても砂漠だというのに地平線は見えない。 ジョゼフの周りに立つものは一体で数百の兵でさえかなわないであろう装甲と運動量を持つヨルムンガント、 全身を鎧のような装甲で覆いながら疾風の如き働きをするヴァリヤーグの大軍。 それらは全てのジョゼフの力だった。 ジョゼフは万の使い魔という途方もなく巨大な力で、人間たちを滅ぼすという想像を絶する悪行をなそうとする。 それは全てただ一粒の涙を流したいというささやかな夢をかなえるためだった。 「さあ、進軍だ」 号令というには静かな声。 主の言葉のもと、空を、大地を埋め尽くす使い魔たちが歩み始めた。 アーハンブラ城の東にハルケギニア混成軍が展開していた。 兵達はエルフたちの住まう土地に向かい、横列の分厚く横に長い陣形を組んでいる。 そのちょうど中心に当たる部分にルイズたちはいた。 彼女のそばに立つのは使い魔カンジ、キュルケとその使い魔クマ、そしてタバサの使い魔陽介と彼の補佐官として付けられたカステルモールである。 彼はタバサがトリステインで新王としての宣言をして最も早く駆けつけたメイジだ。タバサに心酔しており、陽介やイザベラ以外ではタバサに最も近い臣下である。 タバサも共に戦いたがったがガリア王が戦列の中に加わるなど許されるはずもなく、戦陣の後方でアンリエッタと共にいる。 ルイズは何かを感じ取ったようにさっと正面を見据えた。 「来たわ」 5人の視界に最初に入ったのは真っ赤な点だった。 「うわ……」 陽介が思わず、といった様子で呻く。それはその点が目に見えて数を増やしているからだ。 そして地平線からハケで縫ったように空の一部を赤くぬりあげ、こちらへ迫ってくる。 そしてさらに空気と地面が震え始める。それは巨大な物体が動くものと大量の兵が地面を叩いて生じる空気と地面の振るえだった。 ヨルムンガントとヴァリヤーグは混成して歩んで来る足音だ。 しかもそれらの後ろはまだまだ続いており、視界に入るそれらの数は増える一方だ。 兵たちにどよめきが生まれ、明らかな同様が走る。 兵たちの中で実際に火竜、ヴァリヤーグ、ヨルムンガントと戦ったものはいないのだ。 彼らには数に頼んで気を大きくしていた面もあった。 しかし初めて見る圧倒的な怪物というものは数というものにたいした意味を持たないことと思い始めた者もいただろう。 「これ以上待つわけにもいかないわ。早くあいつら落としちゃいなさい」 「おおよッ!」 完二、陽介、クマの眼前に金色の光を放ちながらカードが現れた。そして発する。 「「「ペルソナ!」」」 雷が、氷結が、疾風が異形の怪物たちを薙ぎ払い――ハルケギニア史上最大の戦いは幕を切って落とされた。 兵士たちは弓を放ち、槍を持って勇敢に戦い、数多くのゴーレムが敵を攻撃し、魔法が敵を焼き、切り裂く。 砂埃が舞いながらも熱気立つ戦場の中を陽介は駆け抜ける。カステルモールと数十の魔法使いが彼に続く。 突如突き出された槍を前転して回避。そして起き上がりながら槍を突き出し無防備になったヴァリヤーグのわき腹にナイフを突き立てる。 「大丈夫ですか、ヨースケどの!」 「あ、心配ないっすよ」 動かなくなった鎧からナイフを抜きながら片手を振って焦ったカステルモールに応える。 戦局としては押しているが、さきほどからこのようなことがたびたびだ。 もともとヴァリヤーグ・火竜・ヨルムンガンド相手に密集陣形は意味をなさない、 むしろいい的になるだけだと一人一人の動きを制限しないように広めの配置を兵士たちにさせている。 だから最も小柄で機動力の高いヴァリヤーグが陣形に浸透してくるのはしょうがないことであり、それも多い数ではない現状では大きな問題にはならない。 そして何よりまだヨルムンガンドや火竜の戦陣への侵入は許しておらず戦列に大きな混乱は起きていない。 戦場の最前線に視線を送ると、まさにその時巨大な土のゴーレムがそれより巨大な鉄のゴーレムによって投げ飛ばされてきた。 「うぉっ!?み、みんな逃げろーーー!!!」 陽介が言うまでもなく巨大な土人形が吹っ飛んできたのを見た兵やメイジたちは逃げ出した。 横っ飛びをした陽介の近く、まさに先ほどまでたっていた場所にゴーレムが地面をえぐり突っ込んできた。 「ぺっ、うえっ、くそあぶねえな」 思いっきり食べてしまった土を吐き出す。 そしてハッと気付く。この質量を投げた怪物ゴーレムが戦列の中に食い込んできたことを。 「クソッ、ペルソナ!」 スサノオの放つ光弾をヨルムンガントが浴びるが、その鋼鉄の体に傷一つない。 「カステルモールさん、あいつに魔法を放ってくれ!」 「了解した。みな、やつを攻撃しろ!」 陽介の後ろについてきていた魔法使いたちが一斉に魔法を放った。数十の風魔法はさながら嵐のようだ。 それでも普通のヨルムンガントにはダメージを与えることは難しいが陽介が先ほど放った魔法は疾風ガードキル、相手の防御を奪う魔法だ。 疾風耐性を失ったヨルムガントの体表に小さな傷が幾つも出来ていき、やがて小さな傷は全身にくまなく刻まれ亀裂が入った、一つ、二つ、3つと増やしていく。 だが陽介はそれを見守るような余裕はない。視線を戦場へとはしらせて、さらに戦列に食い込もうとしているヨルムンガントを発見。 息つく間もなく再び疾風ガードキルによって疾風耐性を奪った。 「カステルモールさん!あいつをやってくれ!」 「かしこまりました!」 カステルモールは攻撃の手を休めた。彼は別の自分、偏在へと情報を伝達しているのだ。 そうすると兵士たちを踏みつけ、蹴り飛ばし、蹂躙していたヨルムンガドは暴風に包まれる。偏在の率いる部隊が攻撃を開始したのだ。 ハルケギニアの全ての軍が集結した戦場の中で戦いの核となっているのはたった三人の使い魔だった。 クマは火竜、完二はヴァリヤーグ、陽介はヨルムンガントを受け持っている。 戦いを優勢に運べているのはこの3人がそれぞれ強力な使い魔たちを押さえつけているからだ。 最初の開幕の攻撃でブフ系が弱点だと発覚した火竜はクマが氷結最大の呪文マハブフダインで完封している。 弱点があった火竜に対しヨルムンガントには電撃・氷結・疾風全てに耐性があった。 厳しい事実だが、以前の戦いとデルフリンガーからの情報で推測していた陽介たちはヨルムンガントへの対策を整えていた。 それが現在、陽介に従うカステルモールを筆頭とする風魔法使いの集団だ。 ヨルムンガントへ有効な攻撃手段がない以上、対抗するにはその耐性を消すしかない。 しかし、陽介・クマ・完二がガードキルを使って倒していくのは手間がかかり効率が悪い。 何より始祖の使い魔たちに対抗するために呼び出された3人がヨルムンガントだけと戦ってはいられないこと、魔法の使いすぎでSPが足りなくなってしまうことが問題だった。 陽介はもともと火竜の弱点は氷結だとあたりを付け、そして完二はSPの少なさから自分がヨルムンガントと闘わなければならないと覚悟していた。 だから対ヨルムンガトの軍団として風の魔法使いたちをタバサに集めてもらったのだ。耐性を失ったヨルムンガントを魔法使いが狩る。 副官として付いたカステルモールの数人の偏在がそれぞれ個別の指揮する部隊を持つことでさらに効率が上がる。 「つっても……」 多くのヨルムンガントが戦列に食い込み始めている。 土のゴーレムや火・風の魔法で対抗しようとしているが、足止め以上の効果は難しく撃退にまで至っているところはほとんどない。 というのに巨大な鉄の鎧で身を包んだ脅威はさらに数を増やしている。 今まではいわば前哨戦、使い魔たちの群れの中から突出したものたちに対して有利に戦っていたに過ぎない。 それは敵の本軍が近づいてくれば持ちこたえることができなくなるということだ。 戦場ではまたヨルムンガントが均衡をくずそうとしている。 「ヨースケ殿!」 「わかってる、ペルソナ!」 狼狽に近い色を含む副官の声に応え、もう何度目になるかわからないガードキルを撃つ。 それまで何とか抑えてきたがヨルムンガントの圧迫力は増し陽介の手が回らないどころか、SPが少なくなってきている。もう何体のヨルムンガントを抑えられるかわからない。 もともとこの作戦には陽介のSPという上限があるため時間稼ぎ以上の意味は勝ち得ない。 それでも陽介はこの作戦を取ったのは勝率があるからだ。 「頼むぜ、ルイズ……!」 「砕け!ロクテンマオウ!」 「滾れ!カムイ!」 雷轟が響き、肌を刺すような冷気が生まれる。 降り注ぐ高電圧が鎧姿の怪物を砂に倒れさせ、大空に生まれた冷気は巨大な火竜の全身を包み氷柱として捕らえる。 クマのマハブフダインと完二のマハジオダイン、その威力はハルケギニアの魔法とは比べ物にならないほど高い。 だというのにキュルケは不安げに尋ねる。 「クマ、だいじょうぶ?」 ハルケギニアの魔法とは根本的に別種だが、ペルソナによって行使される魔法も術者の精神を削るという点に違いはなく、キュルケもそれを知っている。 「まだまだ大丈夫クマ。クマはカンジと違ってタフですから」 「ンだとコラァッ!」 「わかったわ」 無理はしないでね。そう言えない自分が歯痒い。無理をしてでも戦ってもらわないと均衡状態はすぐに断ち切れてしまう。 クマは戦いが始まってから休まずに大魔法を使い続けている。疲労が溜まっていないはずがないということくらいわかる。彼女は主なのだから。 それでも陽介がヨルムンガントを抑えていることと同様、いやそれ以上にクマが一人で火竜を抑えていることが重要なのだ。 何もできない自分の身が憎い。いや、違う。自分にも出来ることがやるべきことがある。自分のそばに立つ少女は図書館にだってあるか分からないほど古い本を一心に読んでいる。 ルイズ・フランソワーズ。この戦いを終わらせるキュルケの親友だ。 敵が侵入してきたとき、ルイズを守り通すことが彼女に出来ることだ。 「おい、おめえら!見てみろ!」 完二の手にあるデルフリンガーが声を上げる。 「お前が見てみろって言ってもどこ見りゃいいかわかんねえ……」 しかし、完二は戦場の最前線を見ただけでインテリジェンスソードの言ったものを理解した。 ヨルムンガントが疾駆する。地面を踏みつけるたびに爆発したかのように巻き上がる砂。 しかし今はヨルムンガントが駆けるたびに人が砂粒のように空を舞っている。 さながら人が砂と同じく取るに足らない存在であるというように砂粒のように蹴り上げていく。 その光景が一つではない。2つ、3つ、4つ…数多くのヨルムンガントが戦列へと踏み入っていった。 砂漠のはずなのにひどく大きな地響きが聞こえる。それは幻聴なのかもしれない。 それでも確かに聞こえる。鈍い音ではない、むしろ鋭く、速く。 鈍重なはずのゴーレム、ましてや金属のゴーレムとなればなおさらのこと。 だが、それはまるで人のように駆けている。死という概念が鎧を着たかのようだ。理不尽に、死を撒き散らしている。 恐怖も通りこし呆然と怪物を見上げる人たちは地を走り近づいてきた死に気がつくことはなかった。 長槍がその生を貫くまで。貫いた槍は引き抜かれ、しなりをもって獲物を求め始めた。 彼らが何と戦おうとしていたのに気付いてしまった。それは始祖の力。それは6000年前に世界を統一した力。 それは6000年前にエルフを退けた力。そして自分たちを殺す力だと。 戦線は崩壊した。 「オラア!」 デルフリンガーがヴァリヤーグの頭を打ち抜く。 顔面を潰されたヴァリヤーグが殴られた勢いのまま砂地へと倒れ伏す。 その剣も普通ならたとえ戦ってようとも間違った剣の使い方に不満の一つでも唱えることだがそうしない。 なぜなら普通とはいえないほど過酷な戦闘状況だからだ。 完二たちは陣形の中央部分までいたはずなのにすでにヴァリヤーグが侵入し、混戦の態をなしている。 いや、混戦などとはまだいい表現だ。なぜなら戦う意志を失い逃げ惑うだけに陥ってる者が少なくない割合でいるためだ。 恐怖は感染する。逃走は逃走を生み、振り絞っていたはずの勇気は振り捨てられる。 しかしそれでも完二たちは戦っていた。 完二とキュルケは未だ詠唱を続けるルイズを守るために戦い続け、 クマは火竜がこの戦況へ入ってきて勝敗を完全に決してしまわぬようマハブフダインをやめない。 そうでなくとも絶望というほかない状況。 だがむしろ完二の中には勇気が湧き上がっていた。 自分でも不思議なことだと思う。 デルフリンガーが言っていた虚無の担い手の詠唱を聞くと使い魔の意識が高揚するという話だろうか。 いいや、ちげーな。 ルイズに向かった槍を片手で掴み止め、もう一方の手のデルフリンガーをヴァリヤーグに叩き込みながら、思い浮かんだ考えを即時に否定する。 そんなつまんねー理由じゃねー。 掴んだ槍を倒れ行く持ち主から奪い取りそのまま槍投げのように投げると、力強く新たに襲い掛かろうとしていたヴァリヤーグの腹に突き刺さった。 ルイズはただ呪文を紡ぐことだけに集中している。 戦場で一瞬先に死ぬかもしれない中ではそんなことできるなどありえないはずである。 それでも彼女がそれをなしているのは…… オレを信頼してんだろ。 思わず笑ってしまいそうになるほど心地よい感触。彼女は自分の命を彼に預け、彼は懸命に彼女を守る。 初めて出会った時にこんなことになるなど彼も彼女も思いもしなかっただろう。 守ってやるって約束しちまったしな。 エオルー・スーヌ・フィル・ヤルンサクサ ルイズの背中から遅いかかる影に雷撃を放つと同時に背中からの攻撃を体を反って回避し体を返す勢いで裏拳を放ちヴァリヤーグを倒す。 だからよお、ルイズ オス・スーヌ・ウリュ・ル・ラド・ベオーズス ロクテンマオウが手を突き出しエネルギーを叩きつける。 ルイズとカンジ、まとめて踏み潰そうとするヨルムンガントは胸に巨大な空洞を作り、それでも消費しきれない衝撃だけ吹き飛んだ。 オレがオマエを守ってやっからよ ユル・スヴュエル・カノ・オシェラ・ジェラ・イサ キュルケが放った3つの巨大な火の玉を放つ、二つは標的を捉えるかわり、一体のヴァリヤーグが回避する。 しかしその行く先は完二の真正面だ。キュルケの戦闘センスに感心しながら袈裟斬りにする。 オマエはみんなを守ってやれ ウンジュー・ハガル・ベオークン・イル エクスプロージョン 虚無魔法『 爆 発 』 が完成した。 「あの光は……!」 数リーグ離れた場所からでも確認できるほどの光が起こった。 間違いなく戦場で起こったものだ。 「おれの敵が爆発を使ったようだな」 「ということは……」 「そうだ」 ビダーシャルに緊張が走るのに対しジョゼフにはただ気だるさしか感じられない。 「全て予定通りということだ」 さも当然であり、そして何より退屈だというように言った。 前ページ次ページゼロのペルソナ
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12/09/11~14/06/28 現行 避難所(本スレも兼) http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/9925/1398704086/ http //774san.sakura.ne.jp/test/read.cgi/hinanjo/1376925354/ ログ ペルソナTRPGイデアルエナジー1 ペルソナTRPGイデアルエナジー2 +ルール GM:無し NPC:共有可 名無し参加:なし 決定リール:なし レス順:最初の投下順(変更も可) 四日ルール適用。 版権・越境:なし 敵役参加:あり 避難所の有無:あり +世界観 この作品は、ペルソナシリーズ(主にP2とP3)を通して 独自解釈のオリジナルストーリーで展開していきます。 ※設定(独自解釈・オリ設定含みます) ○珠間瑠市 本作のメインとなる場所。 海に面した人口128万の政令指定都市。 『蓮華台』……七夕川の北に位置している。本丸公園、アラヤ神社、七姉妹学園などがある閑静な高級住宅地。 『平坂区』……下町情緒あふれる街となっており、春日山高校などがある。 『夢崎区』……珠間瑠市1番の繁華街。派手さと軽薄さが売り物といった施設が多い。 又、カジノや風俗街などがある地域で、割と犯罪行為が多かったが、 監視カメラの増設などで、一時期よりは減っている。 『青葉区』……強いて言えば大人の街。テレビ局や出版社などの施設が多く、野外音楽堂がある青葉公園がある。 『港南区』……空の科学館や恵比寿海岸など観光地が多く、観光シーズンは賑わいを見せる。 ○月光館学園 巌戸台港区から少しだけ離れ、海面に浮かぶ人工島にある小中高一貫の私立学園。 校舎は新しく見えるが、人工島であるポートアイランドが出来た際に、現在の新校舎へと移転している。 月光館学園自体の設立は1982年である。 桐条グループが出資のため、各種設備はかなり充実していた。 学力・スポーツの面において珠間瑠市周辺でも、かなりのレベルを誇る名門校。 ○七姉妹学園 珠間瑠市蓮華台にある中高一貫の学園。通称はセブンス。 学校の校章には、7つの星がデザインされており、校舎の大時計、生徒の持つエンブレムなどにも施されている。 時計台をシンボルとした洋風の校舎がオシャレだと言うことで、人気が高い。 バリバリの進学校と言う訳でもなく、月光館学園と比較すると少しだけランクは低い。 ○春日山高校 珠間瑠市平坂区にある高校。通称はカス高 札付きの不良や、成績に問題がある者ばかりが通う学校であり、評判は最悪と言っていい。 隣の区にある七姉妹学園と、何かと比較される。月光館学園は同じ市内にあるが、 距離が離れすぎているため、比べられることはないようだ。 +テンプレフォーマット 名前: 性別: 年齢: 生年月日(星座): 性格: 外見: 装備: 戦術: 職業: 目標: うわさ1: うわさ2: ペルソナ名: 力: 魔: 耐: 速: 運: 物理攻撃: 火: 氷: 雷: 風: 光: 闇: 力や魔力などのステータスは、すべての数字を足して 20以内に設定してください。 物理攻撃や火などの属性は「弱」「耐」「無」「吸」など ペルソナの特徴に応じて設定してください。 ちなみに「弱」はその属性に弱く「耐」は強いことを表します。 「無」はその攻撃を無効化し、「吸」は吸収することができます。 キャラクターテンプレ 海棠美歩 風祭 晶 神部衣世 桐生 優愛 久我浜 清恵 須佐野 命 中務 透 白道 睡蓮